Posted by on 2022年05月3日 in お稽古日記
令和4年4月 お稽古日記

炉の名残、4月の稽古が終わりました。

長板や台子の点前に加え向切の濃茶や入子点なども行いました。茶飯釜の茶事では、久しぶりに茶の和み、心のゆとり、興味を追求する喜びを感じるひとときとなりました。

今回はテーブル教室も子供教室も茶飯釜を行い、多くの社中の皆様が炊き立てのご飯の美味しさを感じ、見ている前で炊き上がる様子、釜の音や揺れ、香りを満喫しました。

昨年の炉開きから半年が過ぎてしまいました。コロナの影響を強く受けたり、少し落ち着いたりを繰り返し、それでも何とか工夫をしながら稽古を続け、その日その日を大切に、丁寧に過ごして来たように思います。これが本当のあり方かもしれないと、思うような瞬間もありました。少ない人数で時間をかけて稽古することが返って居心地の良いものとなっています。

いよいよ風炉です。全てのお茶は風炉から始まり、風炉を基準として成立しました。原点に帰る、始まりの目線に戻って新鮮なお茶を行う・・・この繰り返しで、自分のお茶があるのだと思います。これが積み重ね、その強さ。さあ、頑張りましょう。

令和4年5月2日 畑中香名子